遮音

「遮音」とは、いったいどんな効果なのでしょうか?

隣の部屋のTVの音が聞こえる、2階で寝ている家族のいびきが聞こえる、近隣を通行する自動車のクラクションの音が聞こえるなどなど、このような例は、遮音性の低いお部屋と言えます。

 

遮音とは、外部からの音を遮断することであり、室内を隔てた外部音の侵入を遮ることです。実際に建築物の遮音性能を評価する尺度として、「遮音等級」があります。

 

コンクリートやガラスは、素材として空気、水、蒸気は通しませんが、音は通過します。壁越しやガラス越しに、外部の音が丸聞こえなんてこともありますよね。コンクリート、鉛、鉄、ゴムなどの比重の重い素材は、音を通しにくいとされていますが、音が通過するということは、空気圧がコンクリートなどの個体の素材を振動させ、反対側へ音を伝達している仕組みになります。コンクリートなどの素材の重量を増やすことで、振動を遮る働きがあります。

 

音を遮る個体が、音を伝達しているなんて、考えられないと思う方もいるかもしれませんが、スピーカーの構造をご存知な方はいるでしょうか?スピーカーの内部に「コーン紙」という部品があります。簡単に説明しますと、スピーカー内部のコーン紙に伝わる振動が、空気を振動させ、空気圧となってスピーカーから音声が発信されます。コーン紙は振動面となります。時として、建築物の素材となるコンクリートやガラスなどが、コーン紙のように振動面となり、音の伝達を手助けすることになるのです。

 

「防音賃貸」「防音物件」の善し悪しを探るには、音の伝わり方の仕組みを知っておいた方がよさそうですね。どんなお部屋が、「防音」に適しているのか、次は「吸音」について考えていきましょう。

 

 

 

 

 

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