過去トラブルはないか

どんなに慎重に選んだ物件であっても、「実のところは、住んでみないと分からない」という側面はあるものです。

ですが住み始めたあとに物件選びを失敗したと感じても、賃貸にせよ購入した物件にせよ初期費用はかなりかかりますし、引っ越しの手間などを考えても、なかなかすぐに違う物件に移り住むというのは難しい場合が多いといえるでしょう。

失敗しにくい物件を選ぶには、「過去にトラブルが無かったか」ということを調べるという方法もあります。
不動産店に聞いてみたり、ネットなどで検索してみたりなどといったやり方で調べることができますが、必ずしもそれだけで全てをカバーできるわけではありません。
必ずしも不動産店が全てを把握しているとは限りませんし、近年では個人情報保護などの観点から聞かれても情報を答えられない場合もあるでしょう。

またマンションやアパートの場合、共用となっている部分をチェックしておくのも重要です。
ゴミ置き場・郵便受け・共用廊下などの手入れや掃除がきちんとされている場合、管理会社が管理やメンテナンスを真面目に行っている可能性や、住んでいる方々が汚さないように気を付けている(=モラル意識が高い住人が多い)可能性が高くなってきます。
また共用部分の掲示板や廊下などを見ると、管理会社などからその建物の住民達へのお願いなどが貼られているかもしれません。お願いの文面などを見ると、どのような住民がその建物に居住しているかを何となく把握できる場合もあるといえるでしょう。

ただし周りからの騒音がそこまで無い環境であっても、逆に自分が「音がうるさい」などと注意されてしまう可能性もあります。
例えば床が薄い・音が響きやすいなど防音性が低い物件だったり、他の住民がやや神経質気味であったり自分と生活サイクルが合わない方であったりすると、自分ではそこまで大きくないつもりの足音や洗濯機の音などの生活音に文句を言われることも十分に考えられます。
特に「極端な夜型生活を送っている」、「音が大きく出がちな趣味(スピーカーでの音楽鑑賞など)を持っている」、「小さな子供がいる」、「ペットを飼っている」などの場合、他の住民から苦情がくる可能性が高くなるかもしれません。

そういったことも頭に入れつつ、住居を選ぶようにしましょう。