建物の構造はどうか

近年の建築物のほとんどは、「鉄筋コンクリート」「鉄骨」「木造」の3種類の中のどれかの構造に分類することができます。

・鉄筋コンクリート(RC造)
「鉄筋コンクリート」とは、鉄筋(棒鋼)を芯としてコンクリートを流し込んだ壁でできている構造をさしています。
押し縮める力に弱く引っ張る力には強い鉄筋と、逆に押し縮める力に強く引っ張る力には弱いコンクリートを組み合わせることで、押し縮める力にも引っ張る力にも比較的強い構造となっています。
また錆びやすくて火に弱い鉄筋を、コンクリートで覆うことで錆びや火からガードできるというメリットもあるようです。

・鉄骨(鉄骨造/S造)
「鉄骨」とは、鉄や鋼などでできた部材を骨組みに使って建てられている構造をさしています。
ひとくちに鉄骨といっても幅広く、様々な構造があるため、注意しましょう。

・木造(木構造)
「木造」とは、柱や梁などに木材を使って建てられている構造をさしています。
近年は純粋な木材ではなく、木質材料(合板や集成材のように、木を材料として接着剤などを使って再度形成した材料のこと)を使うこともあるようです。

どの構造も様々なメリットやデメリットが存在するので、一概にどの構造がよいと断言することは難しいです。
また同じ構造を採用していても、立地・間取り・壁や床や天井の厚さ・部屋の場所・メンテナンスはきちんとされているか・築何年かなどにより、状況は全く異なってきます。

防音という意味だけでみれば「鉄筋コンクリート」の住居が最も防音性に優れているという場合が多いようですが、いくら壁の防音性が高くとも、その他の構造(特に窓など)の防音性が低いことから、総じて防音性に優れているとは言い難い物件も珍しくありません。
賃貸などを考えている場合は構造だけで決めてしまわず、しっかり現地におもむいて防音性を確かめるほうがよいでしょう。