内見時のチェックポイント

日常から家でも楽器を演奏したいと考えている方の場合、内見時にチェックしたいポイントが色々とあります。

内見する前に確認しておきたいのは、部屋の間取りの図面、特に部屋を囲んでいる部分です。
防音賃貸住宅の場合、全ての部屋に防音工事が施されているとは限りません。
多くのケースは、「防音室」とされている部屋のみに防音工事が施されており、それ以外の部屋は普通の物件とあまり変わらないような場合が多くなっています。
部屋の壁部分や窓部分に厚みがあって二重構造となっている場合、その部屋の壁部分にはかなり防音性が高くなるような防音工事がなされている可能性が高くなります。

そして内見の際は、普通のマンションなどの物件で行うチェックに加えて、「防音室」の構造や防音効果を確認しましょう。
床・天井・壁・ドア・窓などに隙間があったり、厚みや重みに物足りなさがあったりする場合、防音効果が薄いかもしれません。
しっかりとした防音室のドアなどは、音を防ぐことができるよう厚みや重みがかなりあるのが通常だからです。

また防音効果があるかどうかを、実際に試してみるのもよいでしょう。
知り合いなどに頼んで、防音室の中に入ってしっかりとドアや窓を閉めた状態で音や声を出してもらいます。
自分は防音室の外からの聞こえ具合をチェックすることで、防音性をはっきり実感することが可能となってきます。

また防音室の外にも、チェックしておきたい大事なポイントがあります。
それは、楽器を搬入できるかどうかということです。
通常「楽器可物件」であれば、『楽器を搬入できるだけの幅がある、建物の入口から防音室までのルート』というものが確保されているはずです。
エレベーターなどもそれに合わせ広めな作りになっているようならば、楽器を演奏する方のことを考えて設計されている可能性が高く、防音性もより期待できるかもしれません。
ただし物件によっては「楽器可物件」とうたわれていても、小型の楽器のみを想定して設計している場合もあります。
その場合はピアノなどの大型の楽器を搬入できるだけの広いルートが確保されていなかったり(場合によっては、窓から吊り上げて搬入ということで対応できる場合も)、オーナーの意向で演奏できる楽器の種類に制限がかけられていたりするというケースも考えられます。
いずれにしても、楽器の演奏に条件がないかどうかなどは、不動産店などにきちんと確認しておくのが無難でしょう。