その他の注意点

日常から家でも楽器を演奏したいと考えている方が物件を探すとなった場合、他にも頭に入れておきたいことがあります。

まずは「楽器可物件」とされており、かつ防音工事がしっかり行われているという物件は非常に数が少ないということです。
そもそも絶対数が少ないことから、『現時点で居住者がおらず、ちょうど賃貸に出されているという楽器可物件』も限られてしまうのです。
そのため、立地や広さなどの条件に贅沢を言っていては、借りられる物件を見つけることは厳しくなってしまうでしょう。
どうしても楽器を演奏できる物件を賃貸したいと考えている場合、多少の条件には目をつぶって防音性を優先させるほうが、見つけられる確率が高くなると言っても過言ではありません。

狙い目となっているのは、音楽系の大学の周辺です。
音楽系の大学に通う方のほとんどが、普段から楽器を演奏している方ということもあり、他の地域に比べれば、「楽器可物件」の数が多い可能性が高くなっているといえます。

また「楽器可物件」というのは、一般的には少々特殊な物件という扱いとなっています。
よって、楽器可の賃貸物件を管理している不動産店は限られているほか、複数の楽器可物件を同じ不動産店が管理しているというケースも多いようです。
中には、楽器可物件を専門で取り扱っているという不動産店も存在しています。
専門の不動産店の場合は、他以上に楽器可物件を紹介できる可能性や、居住後の楽器可物件の管理も手慣れている可能性が高くなっているため、最初からそういった不動産店を狙って物件を探してみるのもよいでしょう。

その他の方法としては、自分で物件を購入して防音室にリフォームしてもらえる業者を探したり、土地を探して1から防音室がある家を建てたりということもあげられます。
自分で発注して作るのならば、好みの物件に仕上げやすくなるでしょう。

ただし賃貸に比べて格段に費用が必要となってくることから、資金などに余裕が無い場合は厳しくなります。
そういった方の場合は、『簡易防音室』(室内に簡単に設置できるタイプの防音室)を設置することで、比較的安価に対応できるケースもあります。
賃貸物件によっては、簡易防音室を設置できない(オーナーが許可していないなど)可能性も考えられます。
また簡易防音室は種類によって防音効果が全くことなるので、楽器の種類や演奏の仕方によってはあまり防音効果がも期待できないケースもあるので、しっかりと確認するようにしましょう。